先日、医師であり鍼灸治療も実践されている西田皓一先生の著書『【図解】経筋学』『東洋医学見聞録(上・中・下巻)』を、数万円かけて揃えました。
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- 東洋医学見聞録〈上巻〉初心者でも再現性がある鍼灸治療の実際 | 西田 皓一 |本 | 通販 | Amazon
- 東洋医学見聞録〈中巻〉初心者でも再現性がある鍼灸治療の実際 | 西田皓一 |本 | 通販 | Amazon
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以前から興味のあった先生の治療理論を、じっくり勉強してみたかったからです。
実際に読み進めてみると、これが実に勉強になりました。
特に印象に残ったのは、整形外科領域のさまざまな運動器症状を、経筋の問題として捉える考え方です。
これは、長年臨床に携わってきた私の考え方とも共通する部分が多く、非常に共感しました。
もちろん、整形外科的な疾患のすべてが経筋だけで説明できるわけではありません。しかし、筋肉や腱、筋膜などのつながりを経筋という視点から捉えることで、これまでとは違った治療の糸口が見えてくることがあります。
実際の施術では、先生の理論を参考にしながらも、手技については私が長年培ってきた方法を用いています。
治療理論を学ぶことと、その技術を自分の臨床にどう生かすかは、また別の話です。
特に共感したのが「火鍼」です。
火鍼は私自身も以前から行っている施術法で、通常の鍼では思うような結果が得られない場合などに、奥の手として使うことがあります。
症例や適応を慎重に見極める必要がありますが、私の臨床経験でも、非常に良い結果が得られることがあります。
西田先生の著書を拝読し、改めてその可能性を感じました。
一方で、少し残念に感じることもあります。
私の鍼灸施術は自費診療です。そのため、患者さんにとっては費用面で最初の一歩を踏み出すハードルが高いように感じています。
どれほど効果が期待できる治療法であっても、実際に受けていただかなければ、その良さを知っていただくことはできません。
これは自費診療を行う治療家として、常に考えている課題の一つです。
今回、西田先生の著書を通じて、これまで自分が行ってきた施術や考え方に共通する部分を数多く見つけることができました。
新しい知識を得られたことはもちろんですが、長年の臨床で積み重ねてきた自分の治療方針を、改めて見つめ直す良い機会にもなりました。
そして何より、自分の臨床に対する自信にもつながりました。
いくつになっても、学ぶことは尽きません。
素晴らしい知識と経験を著書として残してくださった西田皓一先生に、心から感謝申し上げます。

