腰椎椎間板ヘルニア、再発した患者さん

今月、腰椎椎間板ヘルニアの患者さんが2人来院されました。今日はそのお話です。

30代のケース

発症から1年以上経っていました。整形外科の治療で一度は良くなりました。しかし再発し、経過が思わしくありませんでした。

当院の施術にはよく反応されました。若さもあると思います。ただ、良くなるとすぐに動きすぎてしまいます。それでまた悪化する、を繰り返していました。

今後の生活を考えて、私は手術を勧めました。

患者さんはネットで調べていました。「レーザー治療なら日帰りでできる」という情報を見つけたそうです。ただし自費で数十万円の高額だとも書かれていたそうです。

私は以前、手術を担当する外科医に話を聞いたことがあります。その先生によると、レントゲンで確認しながらでも、レーザー治療は位置の正確さに課題があるとのことでした。これは、あくまでその外科医個人の見解です。

一方、顕微鏡を使った切開手術は患部を観察できますし、保険が適用されます。安心・安全という観点から、こちらを選ぶ患者さんが多いようです。

60代のケース

20年前に一度、ヘルニアの手術を受けています。今回は当院の施術で症状が改善していました。しかし、山登りで再び悪化してしまいました。

脊椎矯正、鍼灸、刺絡を組み合わせて施術しました。症状は再び改善しています。

ただし、今後の経過次第です。改善が続かなければ、再手術も視野に入ります。

院長として思うこと

正確な診断は、手術のできる病院で受けるのが一番です。まずそこを判断することが大切です。

そのうえで、どう生きたいか。患者さんご自身の人生設計が、最後は判断の軸になります。

しびれや脱力感は、たとえお薬で改善しても、放置する期間が長いと手術しても戻らない事が多いのです。何事もタイミングが大切です。