先行する治療、整形外科の投薬・湿布・注射・リハビリや、接骨院や治療院の保険治療によっては、保険外治療(自費)になります。
ご不明な点は事前にご相談下さい。
児童、生徒、未成年
部活動やクラブ活動の指定の整形外科、接骨院、治療院の治療を続けながらでも、当院で原因の特定や最適な治療を提案します。
強豪校は、指定の整形外科や接骨院の治療を受けるとレギュラーから外されるので、練習休日にこっそり治療を受けられるお子さんもいます。
治って来ないのは、治療方法の的が外れている、まだ治る時期が来ない等です。
練習で負荷のかけ方が悪かったり、練習のやり過ぎも原因としてあります。
痛みが出る利点としては、痛みを経験し痛みが無くなるフォームを獲得して上手になったり、痛みで体の部位が丈夫になることもあります。
お子さんは生命力が旺盛ですから、それに頼り、適当に電気や鍼をしても良くなる場合が多いのも事実です。それでも、治ったり再発をくり返す患者さんも多くいます。
下半身の症状は骨盤と仙骨の動きが原因
ズレることはありません!
カイロプラクティックや整体の言うことに惑わされないようにして下さい。
今まで診てきた経験から下半身の成長痛と言われるものが、骨盤の仙腸関節の副運動という関節の遊びの不良によるものなのです。(車や自転車のハンドルの遊びに似ています)
この関節の動きと関節のすき間は、成長と共に正常になりますが、固まるまでに色々な場所に痛みとして出ます。
しかし、仙腸関節の矯正を的確にできる技術者が日本に非常に少ないのが現状です。治せると言うだけ番長先生は多いですが…
私もカイロプラクティックの熟練者ですが、カイロでは全く効果が出ませんので、このテクニックを開発するのに苦労しました。
治療経験から
- シンスプリントは初期に適切な処置を行えば悪化を防ぐことが可能です。
- 野球肘はほとんどフォームが悪いのが原因です。治療で痛みは取れます。フォームが悪いと再発します。室内でタオルピッチングを続けると下手になります。(距離感が狂うのが原因、実際の距離で行えるならOK)
- サッカーの有痛性外脛骨(内くるぶしの下前の痛み)は数ヶ月の練習禁止もあり得ます。サッカーに適したO脚が完成すると痛みは消えます。
- シンスプリントや有痛性外脛骨で半年経過しても改善傾向が無い場合は、種目の変更も考える必要があります。これは本人の足の構造や足さばきに原因があります。
- 運動負荷がよりかかるスパイクを履くと耐えられない足のお子さんもいます。徐々に慣らすか、スパイク無しにして足腰強化を先に行います。
- 分裂膝蓋骨は数ヶ月の練習禁止となります。練習も可能と言われる先生もいますが、かえって治るのが遅くなるのは事実です。
- バスケットは能力以上のシューズを使用すると下半身を痛めることが多いです。
- オスグット病は成長と共に自然に治る場合が多いです。動いた後にしっかり患部を冷やす(氷か冷湿布)ことも大切です。冷湿布も可、祖父母のモーラスは光過敏症を引き起こすので禁止。
- 骨盤部の痛みは仙腸関節や腰仙関節の副運動が原因です。
- 踵(かかと)の痛みは腰の仙腸関節からの関連痛が原因です。当院の矯正で治る場合が多いです。かかとに電気を当てても治りません。
- サッカーのそけい部の痛みは仙腸関節からの関連痛が原因です。当院の矯正で治る場合が多いです。そけい部に電気を当てても治りません。
なるべく運動を続けられるように手立てを考えますが、休みが必要な場合もあります。
骨折を早く治したい
骨折の治療期間を3〜4割早める「超音波骨折治療法」があります。導入されている整形外科で実施しています。当院にはその器械は有りません。
当院では骨折にマイクロカレント通電や加圧リハビリ®を行います。学会発表の実績もあります。
時代の流れですが、手首の骨折を手技で整復できる整形外科がいなくなり(習わないから当然なのですが)、ギプス除去後に痛みが取れない患者さんが増えています。
アレルギー反応が関節に出る
平成令和になり、アレルギーの反応がお子さんの関節の痛みが出ることも分かってきました。その場合は鍼(刺絡)で対応し痛みを取ります。
ここでのアレルギー反応とは、漢方東洋医学的にであり、IgE抗体検査とは一致しません。
子供も大人もこの反応が増えて来ています。
最近の症例
骨盤部の痛みを3年間治療しても痛みが取れなかった。大学病院で精査しても異常無し。当院に転院され2回の治療で痛みが激減しフォームも良くなり治る。
総合病院整形外科MRI検査で腰椎椎間板ヘルニアの診断。症状は坐骨神経痛であったが治療を継続しても変化無し。再検査を要請し別の病気であった。
過去の症例
腰椎分離症があり腰痛が有ったけど現役を続けられた。
腰痛が酷く整形外科に手術を勧められ真剣に検討され、もぐりの施術や、加持祈祷まで頼られましたが、当院の仙腸関節の矯正で全快。
治らない腰痛が思春期のヒステリーに原因があった。
医師の診断は必要
適切な治療は提供しますが、事前に医師の診断を必ず受けて下さい。
大人
長生きできるようになり、退職後の楽しみに運動にいそしむ人も多いです。
本格的な運動や登山などで痛める場合も多いです。気持ちは若くても体は確実に老化します。
整形外科で痛み止めの処方をしてもらい治る場合が多いですが、痛みを止めが治すのではなく、治るのを自然に待っているだけです。外傷には炎症を引かせるので効きます。
半月板損傷などは治るまで12ヵ月位必要です。半月板には、当院で提供する高周波温熱(ラジオ波温熱)が物理療法で1番効果があります。
現在、歩けるならば、半月板損傷も手術を積極的には行わなく、保存療法が主流になりつつあります。
膝や股関節の関節炎も痛み止めやヒアルロン酸の注射になりますが、ヒアルロン酸は軟骨の再生はされないので漫然と注射しても何も変わらないです。
私が開発して膝への特殊鍼を行うと劇的に改善する場合が多いです。ベーカー嚢胞(嚢腫)にも有効です。
膝は外傷後に、何処を固定するのかで治るスピードが変わります。
過体重の人は500グラムでも痩せましょう。
長年培った治療技術がありますので、ご相談下さい。